仕込み

ふるさと隅田川 (ちくま文庫)

ふるさと隅田川 (ちくま文庫)

午前中四谷で打ち合わせ。
ライターの前にプランナー、
H堂ではいまだに名刺にプラナーと表記されているのだろうか。
もしくはエディターとしてとっかかりは進行しないといけない。
それはそれで好きな仕事だから、ありがたい。


蒸し暑い中、戻ってきて原稿を進める。
最初はグーならぬ牛歩のようなテンポだが、仕込みの段階ゆえ止むを得ない。
ここをきっちりしておくと、一気に原稿が書けるし、
修正にもそれなりに対応することができる。


小松左京祭りは密かに継続している。
図書館で借りた幸田文のアンソロジー『ふるさと隅田川』を、ちびちび読む。
結構名言が多いので、誰か幸田文名言集でも作ってくれないだろうか。
引用。

「せめて―いさぎよくババアにはなるとも、ババア臭くはなるまい、と
ねがうのである」

ジジイに置き換えて座右の銘にしたい。

「私はまた、水道育ちではなくて、井戸育ちなのである。
−略−やはり私の水は水道ではなく、井戸が地金らしい」

興味を持たれたら、原本に当たられたし。


人気blogランキングへ