既視感 未視感

このところ聴いている楽曲を
YouTubeから。

愛は光/Negicco(作詞・作曲 堀込高樹、編曲 KIRINJI)

堀米兄とゆーか、KIRINJワールドをNegiccoワールドに
変換して歌いこなしている。


第六感コンピューター/けもの

公式MVではないが、この曲が気になって。
オルタナシティサウンド×現代詩のような文学少女ロックの融合。
どことなく「第七官界彷徨」を思わせる。


futsu no koi /SPANK HAPPY

けもののプロデューサーでもある菊池成孔のかつてのデュオ。
いま聴いてもイケてる。


真夜中のジョーク - 間宮貴子(Takako Mamiya)

この頃のAORというのか、シティサウンドって
単なる懐かしさをこえた何か感じるものがある。

 

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サークル・ゲーム

内面からの報告書

内面からの報告書

 

暑いのはごめんだと思ったら、
降ればゲリラ豪雨
たらふくランチを食べた猫は、
雷の音も気にせず昼寝。

『内面からの報告書』ポール・オースター著を読む。
『冬の日誌』では作者の「身体」面から書いたものだが、
この本は「精神面」について書いたものだ。
著者がいかにして作家になったかを書いたもの。
ポール・オースターを作ったものについて
時系列で書いている。
アイドル、ヒーロー、友だち、異性。
本、テレビ、アニメ映画。
ユダヤ人であること、裕福な家庭ではなかったこと、
公立校出身であることなど。
幼年→少年→青年→壮年。
しかし、微に入り細に入り、
これほどまでに記憶しているものなのか。

「タイムカプセル」という章では、
元妻であるリディア・デイヴィスに送っていた膨大な手紙が
ベースになっているらしい。
手紙が忘れていた時間の封を切る。
なんだかブログを読んでいるような気分。
自分の才能に対する自信と不安が交錯する時代。
パリのアメリカ人時代。

「アルバム」という章に納められた多数の写真や図版を
眺めるだけでも楽しい。

作者が学んだコロンビア大学は、そうか、『いちご白書』の舞台か。
大昔、見たけど、ラストが壮絶、切なかった。
そこに流れる『サークル・ゲーム』。
バフィ・セント・メリーもいいが、
作詞・作曲を手がけたジョニ・ミッチェルのカバーもいい。

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冷たく愛して


安売りしていたアイスコーヒーを朝はホットで飲む。
ポットで覚めたのを氷を入れてアイスコーヒーで飲む。
当たり前だけど、美味。
サントリーボスの無糖アイスコーヒーが評判で飲んでみた。
飲みやすいが、気の抜けたコーヒー感が否めない。
関東ではアイコ 、関西では冷珈(レイコ―)と言うらしい。
愛子と麗子。

『ロシア怪談集』沼野充義編を読んだ。

「知られざる「恐怖のビジョン」が、リアリズム中心のように
みえるロシア文学の本流の奥深くで脈々と受け継がれていた」。

 


なんだか隠れキリシタンのようだ。

昔の文庫はポイント数が小さくて、
読むのがナンギ。
書影もないぞ。
100均で買った老眼鏡をかけるが、なじまない。
『葬儀屋』プーシキン
『不思議な話』ツルゲーネフ
『光と影』ソログーブが印象に残った。


編者がゴーゴリの『外套』を引き合いに
出して「幽霊が出没するのだから」
「怪談的要素は濃厚」だと。
没落貴族の荒れすさんだ屋敷に
出る方が退廃チックでよいのではないか。

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『ミレニアム』は北欧ミステリーのホームラン王

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)


言いたくはないが、言ってしまおう。
鷹揚なヤクルトファンの一人だけど、
健康飲料メーカーがスポンサーなのに
こうもケガ人ばかりじゃ、
企業イメージに響かないか。
古くは野村再生工場とか、
他チームで伸び悩んだり、
ピークが過ぎたと思われる選手を
やりくりしてきたが、
今シーズンはレギュラーがケガ人ばっか。
勝てるわけがない。
J1のチームにJSLのチームが挑むようなもの。
おっと、グチはここまで。

ここ数日は、『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』(上)(下)を貪り読む。
スティーグ・ラーソンが3作まで刊行して
4作目を執筆中に急死。
代わりにダヴィド・ラーゲルクランツが新たな4を書く。
腕利きの記者で島耕作のように女性にモテるミカエル。
ドラゴンタトゥーのあるハッカー、リスペットなどなど。
個性的なメインキャラクターがしっかり肉づけされているわけだし、
楽かなと思うかもしれないが、
小うるさい世界の『ミレニアム』ファンに
ラーソンと遜色のないものを書くのは、すごいプレッシャーがかかる。

人気ジャーナリスト、ミカエルも陰りが見えだし、
雑誌が売れないのは日本ばかりかスウェーデンも同じで
雑誌『ミレニアム』も、スポンサーから注文をつけられる。
殺人事件に遭遇したミカエルはジャーナリズム魂に火がついて甦る。

リスペットのクールなアクションシーンを読むと
篠原とおるの漫画『女囚さそり』や『ワニ分署』のコマ割りを思い出す。

量子コンピュータやAIなど最先端テクノロジーありいの、
怖い殺し屋とのド派手なドンパチシーンや
カーチェイスありいの、
ちょっとセクシーなシーンありいの。
DVとかアダルトチルドレン
姉妹の仁義なき戦いなど満艦飾。
で、天才少年がおいしいところをさらっていく。
やっぱり『ミレニアム』は北欧ミステリーのホームラン王です。

副題の「蜘蛛の巣」は、確か殺し屋のタトゥでもあり、
Webのことでもある。

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くだものと超くだもの

けだものと超けだもの (白水Uブックス)

けだものと超けだもの (白水Uブックス)


梅雨開けたんじゃね。
朝日広告賞をもらった
東京ガスの新聞広告の木版画
ひかれる。
シンプルでダイナミックなモノクロの木版画
なんつーかバツグンのシズル、臨場感。

『けだものと超けだもの』サキ著を読む。
けだもの、文字通り、動物ネタもある。
けだもの性、理性で抑えられない野生、
荒ぶる魂。これも、そこここに出ている。
子どものような大人と大人のような子ども。
悪意、悪戯。
いい子をやっつける悪い子。

巻末にサキのイラスト(スケッチ)が
数点紹介されている。
うまい。
観察眼が優れているのだろう。
それが作品に生かされている。
作家って絵のうまい人が多いんじゃないだろうか。
シートンとか。

第一次世界大戦は1914年から1918年。
サキの戦死は1916年。
ロシア革命が1917年。
日本の米騒動が1918年。

BeastsとBeatlesって
ちょっと似ている。

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すっぱい大作戦


ご飯に梅干し、無塩トマトジュースに純米酢、
三矢サイダーは、いちばんすっぱいクエン酸強化のをグビグビ。
すっぱいのをいっぱい摂って
夏場を乗り切る作戦。
そのかいあってか、仕事がはかどる。
珍しく予定通りにいく。

『けだものと超けだもの』サキ著を、もうすぐ読了。
有名な『開けっぱなしの窓』は、感心、感心。
かわいくも、恐ろしくも、演出次第、脚色次第。
アウトサイダーとか異邦人とか
そんな言葉でサキを称したい。
異国ビルマ生まれの英国人。
幼いころ、英国で「祖母と二人のおばに育てられる」。
「インド警察勤務」後、ジャーナリストに転職。
さまざまな現場が小説のネタとなったのか。
短編小説の描写の確かさ、
人間の建前と本音など痛いところをねちねちと。
意地クソ悪い見方は、ものごとを徹底的に突き放してみることが
できるからなのだろう。
で、ゲイだった。どおりで。

40歳過ぎて「志願して」第一次世界大戦へ。
ネタ蒐集のためなのか、
間接的な自殺願望なのか。
弾丸が飛び交う最前線の塹壕
何を思っていたのだろう。
改めてサキの評伝が読みたいが、
翻訳されていないようだ。
されていたら教えてちょーだい。
敵国のオーストリア=ハンガリー帝国側には、
ウィトゲンシュタインがいた。
手帳を片時も離さない志願兵。

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ヒアリ・ハット

今日のオヤジギャグ「ヒアリ・ハット」。
忖度(ソンタク)だと、スーザン・ソンタグ
かなりの数、ツィートされている。
なら、「杜撰(ズサン)・忖度」は。

自転車で図書館へ。
帰りは強烈な日差しから逃れるため、
公園を抜ける。
木陰が心地いい。天然のクーラー。

録音しておいたピーター・バラカンの番組で
ドナルド・フェイゲンの確か『ナイトフライ』の片面がかかる。
久々に聴いたが、カッコいい。
ひと回りしてナウな音。
んで、彼がバンマスをしていたスティーリー・ダンを聴きながら、
出力した資料を読む。
老婆猫が眠りから覚め、ゾンビのように徘徊している。
ご飯の催促だ。しばし、待たれよ。

『けだものと超けだもの』サキ著、
『古代日本人の生き方を探る』小林道憲著を二股読み中。

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