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自分にウソつくなよ


土曜日の夜は、ずっとJ-WAVEというか、
ふかわりょうの番組を聴いていた。
それも、おしまい。
J-WAVEをつけたまま眠ってしまって、何気なく聴いたのが
ロケットマンショー』だった。
感謝の気持ちで『ロケットマンショー』のテーマソングを。
ひょっとしたら、以前にも貼ったかもしれないが。

原稿の直しと新規分をまとめてから、
『まわり舞台の上で』荒木一郎著の残りを読んだ。
読み応えのある分厚いインタビュー集。
荒木一郎という稀代のクリエイターの創造の秘密がうかがえる。
そのうち、レビューで。
次は、『騎士団長殺し 第一部』村上春樹著。

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フリーライダー

誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち

誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち

 

にわかにネット証券会社関連の資料を集めて
原稿をばばっと書いて、
ほんとはうなりながらだけど、送る。
出産祝いのお返しのおいしいラスクとコーヒーで休憩。
『誰が音楽をタダにした?』スティーブン・ウィット著を読む。

CDを盗むというとCDを万引きすることだが、
mp3の発明により、より楽に、いくらでも盗めるようになった。
立ち上がる「大手レコード会社のCEO」との戦い。
ミュージシャン保護というよりも
商売保護のためって感じ。
音楽のフリーライダー(タダ乗り)は許さんと、
潰しても潰しても、
次々と生まれる違法なファイル共有ソフト
スティーブ・ジョブスがたどり着いた
音楽ソフトの新しいプラットフォーム、
iTunes Store…。
作者の取材に基づいた原稿は、深く、鋭い。

 

 

「2011年には、蓄音機の発明以来初めて、アメリカ人は
録音された音楽よりもライブにおカネを落としていた。
2012年、北米のデジタル音楽売上はCDの売上を上回った。
2013年、会員制と広告制のストリーミング収入が初めて
10億ドルを超えた」

 

 

現在CDが売れているのは、日本ぐらいだと聞いたことがある。
いずれ、ストリーミングとライブの2本立てになるのだろうか。
LPレコードやCDというパッケージのない音楽。

昔は、レコードやCDを売るために
プロモーションやライブを行った。
いまは逆だ。
ライブに来てもらうために
YouTubeなどで新曲のPVを配信する。
物販、グッズの中にCDがある。

コピーコントロールCDCCCD)なんていま思うと
レコード会社の目先の利権保護で、
トランプの例のメキシコ国境沿いに長い塀をつくって
違法移民を防ぐ策と似ている。
余談だが、
電車のホームドアもそうだ。
すべての駅に取り付けても
そこを乗り越えて飛び込む人はいるだろう。

この本とカブる。『グレイトフル・デッドマーケティングを学ぶ』の拙レビュー。
言いたいことも、ほぼ同じ。

『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』

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終わらない 終わた


ドラマ『カルテット』も終わってしまった。
明け方TBSオンデマンドで見る。

SMAPは終わらない』矢野利裕著を読む。
この本が出るのと同時に
解散が本決まりしたわけで。
ジャニーズに造詣の深い著者が
改めてSMAPの存在価値を考察する。

ダンスと歌とお笑いと。
ガチでコントを演じるジャニーズは、SMAPが先駆で。
クレイジーキャッツのフォロワーか。思いつき。
イケメンで面白かったら、
モテの独占だろうが。

音楽に関しては、ディスコじゃなくてクラブカルチャー。
ソウルからの引用。
名だたるニューヨークのミュージシャンを起用した
サウンドのカッコよさ。
でも、歌うとSMAP

橋本“フリーソウル”徹と柳樂光隆と著者の鼎談が
SMAP愛にあふれていて、楽しいの、なんの。
渋谷系SMAPとか。『bounce』での特集は覚えている。
で、『SMAP 007 Gold Singer』を買った。
アガリまーす!

残りの00シリーズの初期のCDも、
中古盤でいいから入手したくなった。
森クンがいた頃のSMAPが、
いま思うと音楽的には好きなんだなと個人的再発見。

WBCも終わた。

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もくもくと

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

長いトンネルを抜けて、図書館から貸し出し延長不可の本を
もくもくと読む連休。
で、また長いトンネルに入って原稿を書く。

『一汁一菜でよいという提案』土井善晴著を読む。
珍しくベストセラー本を取り上げる。
たぶんテレビなどで著者の考え方を見聞きした人も多いだろう。
レシピ本じゃない。家庭料理の思想本。
「一汁一菜」というと、質素倹約、二宮金次郎的イメージを持つけど。
著者の唱える一汁一菜は、新しい家庭料理の基本。
ご飯と味噌汁がワンセットであとは、ランダムに副菜をつければいいと。

 

「家庭料理はおいしくなくてもいい」

 

おいいしいと飽きるから。
おいしいのは外食で。
家庭料理もまかない料理と考えればいい。
冷蔵庫を開けて賞味期限間近のウィンナソーセージがあったら、
味噌汁に入れてしまう。
おいいさよりも栄養と時短。
いかに食材を無駄なく使い切るか。
これは共働き風でも独身者でもありがたい教示だ。

お年寄りがトーストに味噌汁を組み合わせている。
それもありだと。
味噌汁にトーストをちゃぷんとしている人も。
ああ、八戸あたりのソウルフードせんべい汁につながるな。

個人的にぬか漬けより手軽な三五八漬けを楽しんでいるが、
剥いた大根やニンジンの皮も漬け込んでいる。
野菜クズも漬物や味噌汁にすれば、
生ごみが減る。

 

「家庭料理は民藝なのです。(とずっと言ってきました)
毎日の食事(たべごと)が美しい 暮らしと人を作ると信じます。
 だからしっかりお料理するといいことがたくさんあります。
食べることより、お料理することが大切です」
土井善晴 on Twitter:

 


このヒントやアイデア
いろいろ紹介されている。

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目にうつる全てのことはメッセージ

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)


『あなたの人生の物語』テッド・チャン著を読む。
映画『メッセージ』の原作となった作品を含めた中短篇集。
いやあ、まいりました。
どれもみなよくて。
グレッグ・イーガンだと、その突拍子もつかないひろがりに
ただただひれ伏すしかないのだが、
この作者の書くものは、
SFだけど、現代小説の最先端、違う、
メインストリームと言ってもいい。
ハヤカワSF文庫じゃなくて、
国書刊行会白水社 エクス・リブリスにあっても
おかしくはないですぜ。

『メッセージ』は、突如出現した異星人とのコンタクトをはかる話。
数学、物理学、言語学、いろんな方面からアプローチをとる。
コミュニケーションをどうとるのか。
そこに子どもとのコンタクトがインサートされる二重構造。
なんて知的なんだろ。
ここに出てくる異星人は、地球人の言語とは
まったく異なった生成をしているようで。
赤ちゃんやNHKスペシャルの『イゾラド』など、いわゆる未開人、外国人。
接近遭遇したとて、100パー理解しあえるなんてありえないし。
異星人のフォルムも独創的。

『顔の美醜について―ドキュメンタリー』は、偽ドキュメンタリー。
インタビュー映像が脳内にオンエアされる。
意外と辛辣で意地悪で、笑える。
女性がみな美人だったら、どうなる。
つまらなくなるだろうな。

映画『メッセージ』の予告編を見たが、ああいうふうにしないと
映画にはならないのか。集客につながらないのか。
でも、見たいけど。


 

 

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リンツを7粒

 

ホワイトデー前日に渋谷のリンツショップへ行ったら、
プチ行列。
リンツゴールドバニーがかわいくて
それが入ったのにする。
どなたかのブログで「ブランド、ゴディバ、味、リンツ」と
書かれていた。
「におい、マツタケ。味、シメジ」みたいなものか。

みんなでシェアして7粒もらった。
1粒食べると、う、うまい。

ホワイトデーは4倍返しと教えてもらった。
恐ろしや。
会社の男性からもらったチョコレートなどで
冬眠前のリスみたいになっている女性も多いんだろうね。

小沢健二関連カバーPVを。

 

 

カバーを聴くと、詞や楽曲の良さがわかる。
本人が歌うと飛行機はJALANAスーパーシートだけど、
若者グループが歌うとLCCって感じ。

 

 

フリッパーズギターのカバー。
聴いてみたら、思った以上に良かった。

 

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『夜行』を読む

夜行

夜行


『夜行』森見登美彦著を読む。
ホワイトデーのプレゼント用に買ったんだけど、
ぺらぺら試し読みしていたら、
止まらなくなって移動中にも読んで結局、最後まで。

『夜行』と銘打たれた銅版画シリーズがモチーフ。
女性と風景が描かれ、全部で48作。
そこから、
尾道奥飛騨津軽天竜峡、鞍馬」のタイトルで
妖怪百物語ならぬ異界五物語がはじまる。
夜の鞍馬ではじまり夜の鞍馬で終わる。


あの世とこの世。
あの世から見れば、逆になる。
異界と日常世界もおんなじ。さかしま。
過去、現在、未来の時制が歪んでいる。
というか、そんなのは関係なくて。

作者のこさえたお化け屋敷に
最初から最後まで翻弄させられる。
悲鳴はあげないが、
あとからじわじわと来る。
心の傷のかさぶたをはがされるような。
痛かゆい。
闇と影。でも、それは光があるから。

映像化するなら、トップカットは
それぞれのモノクロームの銅版画にズームインして
世界に入っていく。

最後に、この一文を引用。

「ある種の家は、ある種の人間と同様、のっけから邪悪な
性悪を示している」
『空家』アルジャーノン・ブラックウッド著より

 

 

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