腰が重たい

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

東銀座で打ち合わせ。
なぜかこの方面に行くときは腰が重たい、比喩じゃなくて。
新富町で下車して歩く。
この近辺にある広告制作会社もご無沙汰している。


『Self-Reference ENGINE』円城塔著を行き返りの地下鉄で読む。
ひじょうに紹介しにくい本。
難解かといえばそうでもないし、面白いところもあるが、
そうでないところもあるし。
SF作家が書き下ろした新作落語のようなもの。
あるいは偏差値の高いポップ小説。
あるいはウィトゲンシュタインの論考とか
論理哲学にSFフレーバーをつけたような…。


帰って、膝を立てた腹筋をしながら続きを読む。
でも投げ出さずにすいすい読めるのは才があるのだろう。
いっそのこと、吾妻ひでおに挿画でも描いてもらったら、どうだろう。


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