孫、猫かわいがり

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孫ができた。正しくは、子どもが猫二人と暮らし始めた。
だから、ぼくにとっては猫二人は孫のようなもの。

 

一時期来ていた猫もお見限りだし。

 

世にも稀なる猫の木を譲ってもらった。
相手はさんざん渋っていたが、
前からほしがっていた『バベルの図書館新編版 全6巻』と
交換してもらった。

 

6月に地味な花が咲いて小さな実がついた。
それが日ごとに大きくなってきた。

 

夏の満月の夜に実の外皮が割れて
中から仔猫が出てくるという。

 

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