カエル、天にかえる

夜、道端になにやら物体が。
目を凝らしてみると、ヒキガエルの死骸だった。
これがほんとの轢きガエル。
ひかれたてらしい。踏まなくてよかった。
K-1ボブ・サップにKOされた曙のポーズが浮かぶ。
 
翌朝、再確認する。
さらにひかれたらしく、小さくなっていた。
どこで生まれたのだろう。

敷地内にアパート経営している地主の豪勢な家。
庭も広そうなのでたぶん池があって
その池で生まれたのだろうか。
 
今日、なくなっていた。
ゴミの日だから、隣のマンションの管理人が
片づけたのだろうか。
 
最寄り駅は急行が停まらないので
なんとか各停に乗ろうとする女性が走る姿を目にする。
踏まなかったろうか。

見たくない、知りたくないニュースばかり。
トイレットぺ―パーなどはなんとか買えるが、
マスクは買えない。
朝から並ぶほど暇じゃないし、暇だけど。
マスクかえるのはいつになる。
花粉はピークだぞ。