引き続き、『オカルティズム 非理性のヨーロッパ』大野英士著から
参考になるので表「交霊術・心霊研究に関する主な事象」を引用。
参考になるので表「交霊術・心霊研究に関する主な事象」を引用。
表2 交霊術・心霊研究に関する主な事象<欧米>●1848年3月、ハイズヴィル事件。アメリカ、ニューヨーク州アーケーディア近郊の小村ハイズヴィルで起こったポルターガイスト事象。ジョン・フォックス一家
●1852年、心霊術はイギリス、ドイツ、フランスへと拡大。各地でターニング・テーブルを囲んでの降霊会が開かれる。
●1863年、フランスで降霊会が流行。第二帝政初期に皇帝ルイ・ナポレオンのチュイリュリー宮殿で降霊会。第二帝政成立後、ジャージー島に亡命していたヴィクトル・ユゴー、1853-55年に霊媒デルフィーヌ・ド・ジラルダンの導きにより降霊会を行う。
●1860-90年、傑出霊媒の続出。フローレンス・クック、ステイドン・モーゼス、ヘンリー・スレ―ド、ダニエル・ダングラス・ホームなど。
●ダーウィンの『種の起源』(1859)、マルクス『資本論』(1867)など、唯物論が盛んになる中、心霊術は「霊」の不滅を信じるキリスト教(特にプロテスタント)の一つの武器となる。
●1861年、ウィリアム・H・マムラ―により初の心霊写真。
●1872年、ウィリアム・クルックス、フローレンス・クックの霊能調査。
●1882年、ヘンリー・シジウィックらによりイギリスに心霊研究協会創設。以後、心霊現象を科学的な立場から研究する傾向(心霊科学)が強まる。
●第一次世界大戦の影響で心霊術に再び脚光があたる。1918年、『シャーロック・ホームズ』シリーズのコナン・ドイル(1859-1930)、第一次世界大戦で息子が死んだことを契機に心霊研究へ。
●1934年、アメリカ、デューク大学のジョゼフ・バンクス・ラインにより『超感覚的知覚』刊行。超心理学起こる(ライン革命)。<日本>
コックリさんもそうか。交霊術。