ハードボイルドだど

 

半七捕物帳〈2〉 (光文社時代小説文庫)

半七捕物帳〈2〉 (光文社時代小説文庫)

 

 


『半七捕物帳 2 新装版』岡本綺堂著を読む。

半七の会話や推理、行動に
ハードボイルドを感じてしまう。


大昔、北方謙三先生に取材したことがあって
取材後の余談で
「ハードボイルドはレイモンド・チャンドラーだけじゃない。
山本周五郎もハードボイルドですぜ」
と言われたことを思い出した。


ハードボイルドって究極のやせ我慢だと思うんだけど。

 

でも、いちばん気にいったのは
『筆屋の娘』。
その店で筆を買うと美人姉妹が
筆先をなめてやわらかくしてくれるサービスが付く。
うっすらと紅がついた筆先。
店は大繁盛していたが、突然、姉妹が亡くなる。
半七が参上。
谷崎潤一郎も真っ青のヘンタイチック。
ハラショー!!

 

次に気に入ったのが
『槍突き』。
ある時期、江戸で槍で突かれる殺人事件が頻発する。
名探偵コナン』ばりの町道場の息子が
女装で犯人を捕まえようとする。
なぜか黒猫が槍で突かれて死んでいた。
化け猫の噂も流れる。
動機は華やかな都会暮らしへの嫉妬とか。


書きますた 漫画の構成も。
オリックス生命 BAKUBAKUヴィレッジ
カイセツ教授のビジネス・コーチング 子育て応用編
第2回 「スケーリング・クエスチョン」
https://www.orixlife.co.jp/bbv/kaisetsukyouju/20190801.html

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