ふられる

 

半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)

半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)

 

 

昨夜は、一瞬、豪雨だったが、
帰る頃は傘をささなくてもよい程度の雨。
午前中、買い出しに行って
帰りに雨。台風のせいだろうか、
次第に強くなって結構濡れる。
出かけるとき、怪しい飛翔体を発見。
実はトンボだった。

 

『半七捕物帳 1 新装版』岡本綺堂著を読む。

 

都築道夫の解説の引用でいいたいことはすんでしまう。

 

「『半七捕物帳』は、きわめて独創的で、質の高いエンタテイメントで
あって、大衆文芸の古典なのである。しかも、ただ古典として、記憶
されているだけではない。すこしも、古くなっていない。まるで、ことし
書かれた小説のようだ」

 

「捕物帳の元祖」が、このできばえなら、
乗り越えていくのは至難の業。

 

岡っ引き半七は和製ホームズだそうだが、
ホームズほど慇懃ではない。
江戸風情と人情。

 

江戸の頃には狐、狸はおろか
河獺(かわうそ)がいたとか。
それが河童に見られた。

 

 

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