忌憚なく奇譚を

 

 

このニュースが気になった。

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映画『ゴッドファーザー』でおなじみのマフィアは三ツ星イタリアンレストランを正業にしているし。

日銭商売がうらやましい。

 

まだまだ続く岡本綺堂祭。
古探偵十話 岡本綺堂読物集5』岡本綺堂著を読む。
『探偵夜話』part2。

 

話の内容がさらにバラけていて飽きさせない。
例によって好きな3篇をピックアップして
紹介しましょう!そうしましょう!

 

『ぬけ毛』
「上州の温泉場」へ療養にいった「薬剤師の男」。
そこで女性二人連れと出会う。
訳ありな二人。
一人の女性が若いにもかかわらず毛染めをしている。
事件に巻き込まれた男。
真相が明かされると。
旅情ミステリーで、まさか、百合っぽい話とは。

 

『麻畑の一夜』
コナン・ドイルの短篇の本歌取り
「フィリピン群島」のとある孤島。
麻畑の作業員が次々と行方不明になる。
気味悪がって逃げる者も。
「野蛮人か猿」の仕業か。それとも。
夜間、激しい驟雨。
見えざる敵が攻めてくる。

 

『馬妖記』
嘘かほんとか
各地にある、カッパのミイラや人魚のミイラ。
この話の主人公の家には
『妖馬の毛』が家宝として大切に保管されている。
「文禄の頃」
妖馬が出たという噂で持ち切りだった。
実際に「踏み殺された」村人。
「怪しい馬」征伐。
ついには鉄砲組の出動となる。怪獣もの。
「怪しい馬」は海に消え、
しっぽだけが残った。
虎は死して皮を残す。
妖馬は消えてしっぽを残す。


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