翻訳大将

温度差に悩まされる黄金週間もおしまい。
ま、夜の仕事が通常通りなので
半分くらいのめでたさか。
ガスファンヒーターをしまったり、
庭木を剪定したり。
夜は発泡酒を飲む。

『人形』ボレスワフ・プルス 関口時正訳を読みだす。
今年度の日本翻訳大賞受賞作品。
鈍器になりそうな厚さ。
目次、章立てが面白い。
もとは新聞小説だそうだ。なるほど。
第10章まで読んだところでは、
音楽でいえばクラシック。
新聞と小説が教養や情報の王様だった頃か。
フェイクニュースとかいわれなかった頃。


著者はポーランドの作家。
レム、ゴンブローヴィッチぐらいしか読んだことがない。
関係ないけど木下古栗の『本屋大将』は笑える。
関係ないけどジャック・タチの『のんき大将』は笑える。
王様じゃないか、大将か。
翻訳大将。
翻訳誠意大将軍とか。

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