まさかの出番

幻想小説神髄―世界幻想文学大全 (ちくま文庫)

幻想小説神髄―世界幻想文学大全 (ちくま文庫)


予備に買っておいた香典袋がまさかの出番。
これに反して結婚の祝儀袋なんてとんとご無沙汰。
焼香してから着替えて、
スーパーマーケットへ買い出し。
秋風ぞ吹く。

『世界幻想文学大全』3部作のうち、
最後に『幻想小説神髄』東雅夫編を読んだ。
豪華ラインナップ。
怪奇と幻想の宝石箱やあ~。
ホラーとファンタジーは結合双生児みたいなものだそうだ。
ここにSFがからむと結合三つ子となるのか。
三つ首のキメラ。こっちの方がカッコいい。
印象に残った作品を短く。

『なぞ』W・デ・ラ・メアは、
マザーグースみたいな話。
一見のどかだが、読んでから、いや待てよ、もしかして…。と、
時間差で怖さが伝わってくる。


『光と影』フョードル・ソログープは再読。
これは影絵でぜひ見てみたい。


『クレプシドラ・サナトリウムブルーノ・シュルツ
同じサナトリウムでも堀辰雄のそれとは大違い。
トーマス・マンの『魔の山』が好きな人なら。

昨日までしつこいほどセキュリティソフトの早期更新案内メールが来ていた。
振替のハガキまで頼んでもないのに来た。
更新するのだから新規で買うよりは安いと思ったら違った。なんで。
ま、さして違いはないが。なんかむかつく。
いまので別段文句はないけど、このしつこさは、どーよ。
変えてみようか。

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