起こす


早朝、取材の音声データが届く。
ありがたい。
猫のシモの世話や処理をしてから
早速、起こしにかかる。
にしても、ニオイがなかなか消えない。

怪奇小説精華―世界幻想文学大全 (ちくま文庫)

怪奇小説精華―世界幻想文学大全 (ちくま文庫)

 

怪奇小説精華』東 雅夫 編を読む。
古今東西の名作を選んで
翻訳も選んだ怪奇小説入門コンピ本。
再読、再々読もまた楽しきかな。
もっとも射抜かれたのは、『聊斎志異』の『小猟犬』だった。
ホラーというと何か巨大だったり、
美醜、いずれかがすごい異形のものだったり、
という印象が強いが。
『小猟犬』は、ミニチュアの世界。
そうきたかと。
パーススペクティブ感がたまらない。
都市伝説でちいさいおじさんとかがあるが、
そんなおじさんが散歩させてもおかしくないサイズの犬。
「2寸サイズの武者」など、みんなちいさい。
ガリバーは巨人国じゃ小人だし。
アリスはある薬を飲んで小さくなるし。
盆栽、食玩一寸法師
縮み志向は何も日本人だけじゃなくて。

聊斎志異』って大昔読んだことがあるが、
気になる。
怪奇と不思議と法螺は紙一重。
そのうちちゃんと読んでみよう。

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