早朝、取材の音声データが届く。
ありがたい。
猫のシモの世話や処理をしてから
早速、起こしにかかる。
にしても、ニオイがなかなか消えない。
- 作者: 東雅夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/11/01
- メディア: 文庫
- クリック: 17回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
『怪奇小説精華』東 雅夫 編を読む。
古今東西の名作を選んで
翻訳も選んだ怪奇小説入門コンピ本。
再読、再々読もまた楽しきかな。
もっとも射抜かれたのは、『聊斎志異』の『小猟犬』だった。
ホラーというと何か巨大だったり、
美醜、いずれかがすごい異形のものだったり、
という印象が強いが。
『小猟犬』は、ミニチュアの世界。
そうきたかと。
パーススペクティブ感がたまらない。
都市伝説でちいさいおじさんとかがあるが、
そんなおじさんが散歩させてもおかしくないサイズの犬。
「2寸サイズの武者」など、みんなちいさい。
ガリバーは巨人国じゃ小人だし。
アリスはある薬を飲んで小さくなるし。
盆栽、食玩、一寸法師。
縮み志向は何も日本人だけじゃなくて。
『聊斎志異』って大昔読んだことがあるが、
気になる。
怪奇と不思議と法螺は紙一重。
そのうちちゃんと読んでみよう。