包装紙がいいに越したことはないが

NTTdocomoのCMが気になった。


 

「For ONEs -世界はひとりの複数形でできている-」

キャッチフレーズはいいと思うが、
それよりも
「この国の8人に1人は子どもです」
など、データに瞠目させられた。

要するにダイバーシティを支えるってことを
言いたいのだと思うが。
多元的価値観、
金子みすずの詩の一文だが
「みんなちがって、みんないい」
ってこと。

CMはなかなかに立派だと思う。
ただ掛け声ばっかじゃなあ。
広告を包装紙に例えられることがある。
でも、素敵な包装紙をはがして出てきたものが、
お粗末じゃね。

企業CMが錦の御旗、総論とするならば、
各論、具体的な展開は、
紙媒体、予算がなければWebでもいいから、
見せてもらいたい。

外国人に開けた企業、障がい者にやさしい企業、
女性にやさしい企業、LGBTにやさしい企業、
高齢者にやさしい企業なら、
雇用の具体的事例とか。
イメージではない実態を正直に伝える各論がほしい。

ちなみに、このようなことは実施している。

ダイバーシティ推進 | 企業情報 | NTTドコモ


自転車で図書館へ。
帰りは、公園を抜けるルートで帰宅。
色濃い緑から、セミの鳴き声が。



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