- 作者: アーナルデュル・インドリダソン,柳沢由実子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本
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『声』アーナルデュル・インドリダソン著を読む。
季節はアイスランドのクリスマスの候。
東京の梅雨の鬱陶しさを忘れるのには、もってこいの本。
ホテルのドアマンで、この時期はサンタクロース役を
演じていた男が殺される。
わがレイキャビク警察犯罪捜査官・エーレンデュル参上。
殺された男には、意外な過去が。
で、また話がよーでけていて。
毎作、小出しにしているエーレンデュルの過去も
ほろ苦くしみる。娘との関係も。
クリスマスの事件というと、
ブルース・ウィルス主演の『ダイハード』。
エンディングの『Let it snow!Let it snow!Let it snow!』が
好きなんで、YouTubeから。
おまけの引用。
「ヨーロッパの特定アイテムを蒐集している
最大の蒐集家は日本人で、彼らは世界中に出向いて
あらゆる種類のレコードを買い取る。とくにビートルズと
ヒッピー時代のものなら、もうほとんどが日本人に買い占め
られているといっても過言ではない」
作者は日本通か。さて、問題です。
レコード番長と聞いて誰をイメージしますか。
お選びください。
a.小西康陽
b.山下達郎
c.須永辰緒