よむ つくる たべる


気温の高低差がこたえるのは、
代謝が悪いからなのだろう。
そのおかげで桜を長く見ることができた。

高山なおみのはなべろ読書記』高山なおみ著を読む。
『DINER ダイナー』平山夢明著が、
オリーブ油とニンニクたっぷりのイタリアンだったら、
こちらはお茶漬けの味といったところ。
さらさら読める。
はじめに書評があって、次に料理。
そのレシピが素敵な写真で紹介されている。
一粒で二度おいしい方式。


この本ではないが、油揚げを焼いておかかと生醤油。
これが絶品の肴になるとか。
雑誌『dancyu』に載っていたパセリと豚ひき肉のドライカレーとか。
この本もシンプルでおいしいものがズラリ。
こんにゃくの煮しめは、近々つくだろう。
白ワインのソーダ割り、スプリッツァのことを
「下町のドンペリ」。
いいちこが「下町のナポレオン」というのは、
知っていたが。

料理の鉄人』で高山なおみVS飯島奈美というのを思いついたが、
きっとテレビ映えのするはったりの利いた料理じゃない気がするので、
数字は期待できそうにもなく、企画会議の段階でボツだろうな。

高野文子の『るきさん』にふれ、
その生き方を賛辞している。
男のぼくとて憧れている。
文庫じゃなくて大判のを持っている。

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