- 作者: 谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/01/16
- メディア: 文庫
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午前中、区長選と区議選へ行く。
投票所は相変わらず中高年ばっか。
こんなに区議がいるのか、必要かと思ったが、
政令指定都市並みの人口を抱えているのだから。
でも。
原稿を書き上げるのに時間がかかる。
たまっていたラジオ番組を聴いて、
借りていた本を読む。
『自選谷川俊太郎詩集』を読み出す。
いままで避けてきた、日本の現代詩の巨人。
詩ん劇の巨人。
いちばん最初に知ったのは、『鉄腕アトム』の主題歌。
次が、漫画『ピーナッツ』の翻訳。
その次が、『マザーグース』の見事な日本語訳。
いやあ作風も表現も実に多彩で。
漫画家で言うと手塚治虫か。
小説家なら誰。咄嗟に思いつかない。
デビュー作の『二十億光年の孤独』を読んで
泣きそうになる。
「万有引力とは
ひき合う孤独の力である」
発表したのが、二十歳。
B.G.M.は「Antonio Carlos Jobim - Stone Flower -」
詩にはなぜかジャズやボサノヴァが合う。