フランクフルト学派 -ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ (中公新書)
- 作者: 細見和之
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 新書
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年始早々風邪気味。
悪寒から発熱。インフルエンザではないようだが。
2年ぶりくらいか。
副業をむりやりこなすと、
企画書まとめにまで回らない。困った、困った。
仕事納めに発熱したこともあったが、
年始と年末、どっちがいいいのだろう。
引かないことにこしたことはない。
『フランクフルト学派』細見和之著を読んだ。
今年の2つのエントリーのネタ本。
フランクフルト学派は、「反ユダヤ主義」で、
マルクスとフロイトの止揚を試みた。
アドルノ、ベンヤミン、マルクーゼは知っていたが、
そこにフロムが入っていたとは知らなんだ。
作者は学者であり、詩人でもあるから、
詩人的表出に惹かれたのだろう。
ここでクイズ。
「国家社会主義ドイツ労働者党―
さて、何でしょう」
見た目だと「社会主義」「労働者」が入っているから、
サヨク系の政党の思える。
ところが、ナチスの正式名称。
これも、この本で知って、知らなかったところに驚いた。
甘言を政策にして骨抜きにして
あらぬ方向へ導く。
でも、それは民意なのね。