俺の前では「ブルース」と言うな

ラジオのこちら側で (岩波新書)

ラジオのこちら側で (岩波新書)


『ラジオのこちら側で』ピーター・バラカン著を読む。
ある程度予測はついたが、
なんか今時貴重な頑固な職人の小言のような本。
日経新聞の「私の履歴書」で連載したらよかったのに。
と勝手に思う。
音楽の変遷というよりも
音楽メディアの変遷。
とはいえ、いい音楽は、みんなで聴きたい。
だから、ラジオというのは、とてもよくわかる。
復活した「バラカン・モーニング」は、
趣味趣味ミュージック(by大瀧詠一)の塊りだし。


にしても、まさか大瀧詠一の『レッツ・オンド・アゲイン』の
『呆阿津怒哀声音頭』を「ケッサク」とは。
なんちゅう音楽キャパの広さ。
布谷文夫のヴォーカル。元祖そら耳アワー。
呆阿津怒哀声音頭


見出しの代案「偏屈だが、偏狭ではない」


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