ゆるキャラロボット

弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)

弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)


『弱いロボット』岡田美智男著を読む。
ロボットというと人間の代行でハイテクで便利だったり、強かったり。
使い方を間違えれば、武器や兵器になったり。
または、家族の一員やペットだったり。
「ロボットを使ってコミュニケーションの研究をしたい」作者がつくったのは、
さほど役に立ちそうにもないと思える「不定な」弱いロボットたち。
だから、意義があるのだと作者は言う。
頼りなく愛らしい彼らを通して
人間の身体性や関係性を探る。中でも弱い人の。
機能最優先、カッコイイじゃなくて、ポスト・インダストリアルデザイン。
というよりも、工作チックか。
あ、「やわらか戦車」かと思ってアニメ―ションを紹介する。
よつばと!」に出て来る段ボールロボット「ダンボー」とかも、同族かな。
ゆるキャラロボットは癒し系か。


連休は、原稿が問題なければ、妻から回ってきた
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上 春樹著を
物干し台に折りたたみ椅子を出して、
発泡酒でも飲みながら読もうと思ったが、どーだい、この肌寒さ。


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