慣れるとおいしい

日本殺人事件 (角川文庫)

日本殺人事件 (角川文庫)

慣れるとおいしい、クサヤの干物と山口雅也
年末年始は、仕事の仕込み用の経済書と山口雅也か。
『日本殺人事件』山口雅也著を読んだ。
タランティーノなど日本びいき、日本マニアがつくる日本を舞台や題材にした
ヘンテコな映画って、それでカテゴライズされると思うが、
この小説も、その手法で書かれている。
小林信彦がW・C・フラナガン名義で『素晴らしい日本野球』を発表しているが。
主人公はアメリカ人の私立探偵。
読んでいて翻訳ものかと思えるほど。
ミステリーよりも欧米人の誤解・誤読のほうが、
ぼくには、たまらなくおかしかった。

あ、『ベッドルームで群論を』ブライアン・ヘイズ著も。

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