- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/05/16
- メディア: ハードカバー
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さてと、PRマンガのシナリオにかかる。
手書きでプロットを考え、
使えそうなネタをネットで検索、出力する。
猫猫先生が尼レビューで誉めていた『鍵のない夢を見る』辻村深月著を読む。
デビュー作の『冷たい校舎の時は止まる』を読んで以来か。
週刊新潮に連載されている「黒い報告書」を
女性向けにターゲットを変えて書いたような短篇集。
痛い、リアル。
昨今、テレビや新聞を賑わせているネタのてんこもり。
ふだんはおとなしいのに、沸点や融点を超えると、メルトダウン。
突然豹変するいまどきの若い男。
自分を責めつつ、相手にも過失や責任があると思い込んで、
暴力や凶行に走る。
罪を犯す犯さないは薄皮一枚。
朝、渋谷の喫煙コーナーで
コンビニコーヒー、タバコ、スマホの
若い女性。3種の神器か。キマっていた。