クロネコ型ロボット

シンメトリーの地図帳 (新潮クレスト・ブックス)

シンメトリーの地図帳 (新潮クレスト・ブックス)

 

宅急便のセールスドライバーがロボットになったらと、

ふと思った。

それこそクロネコ型ロボット。

クール宅急便は、ボディが冷凍庫になっていて、

そこから荷物を出す。

狭い路地には、いまは自転車やリヤカーで運搬しているが、

ヤッターマン』の今週の今週のビックリドッキリメカみたいに

小型の4足歩行(ネコだから当たり前か)クロネコロボが、一斉に発進。

荷物を背負って、くわえたりして行く。

リアルボスネコに邪魔されたりして。

 

 

 

「おがくずで湯がいて膠で塩漬けし、

バッタとサナダムシで煮詰めるのさ。

でもこの原則だけは忘れるな―。

シンメトリーな形は崩さぬように

 

ルイス・キャロル『スナーク狩り』より」

 

 

 

『シンメトリーの地図帳』マーカス・デュ・ソートイ著を読む。

「シンメトリーと群論」の話。

難しいところは読み飛ばしても、十分読みごたえがある。

哲学者と数学者、どちらが変人か。

その比較は間違い。

かつては、同じだったのだから。

各章ごとの作者の引用が洒脱。

ぼくが引いたのは第11章。

 

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