フラクタクル フユクル

数字の国のミステリー

数字の国のミステリー

図書館の帰り、世田谷通りを自転車で走る。
ニット帽の上にナイロンパーカーのフードをかぶる。
ヒートテックの上下。でも、さぶ、サミー。
ボロ市頃の寒さだ。

『数字の国のミステリー』マーカス・デュ・ソートイ著を読む。
フラクタル理論の箇所を引用。


「自然がなぜこのようなフラクタクル図形を進化させてきたかというと、
実際に役立つからだ。たとえば人間の肺は、フラクタクル図形になっているおかげで、肋骨の内側の限られた空間に閉じ込められながら
膨大な表面積を持ち、大量の酸素を取り込むことができる」

形には意味がある。


「シダもあのような形をしているからこそ、あまり場所を取らずに日の光をめいっぱい浴びることができる」

海岸線などもそうだとか。


フラクタル理論によると、自然界のもっとも複雑な形でさえごく単純な数式で作り出せる」

以前チューリング・パターンに、びっくりしたことを書いたが、
世界の規則性、ある種の秩序を感じさせてくれる。
なんと素晴らしいことだ。

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