- 作者: 高木彬光
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2002/11
- メディア: 文庫
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あずきバーから冷凍の今川焼へ。
焼酎は水割りやソーダ割りからお湯割りへ。
朝の仕事へフリースを着て向かう。
ラフコピー案をある程度、まとめてから、
『初稿・刺青殺人事件』高木彬光著の残りを読んだ。
高木彬光は初読。何から読もうかと調べたら、
処女作が、こちらで、初稿がつかないものは、
「大改稿」大増ページしたものだそう。
次は、『刺青殺人事件』を読んでみて、比べてみたい。
江戸川乱歩に送ったのが、初稿の方。
灰色の脳細胞ならぬ何色の脳細胞と言えばいいんだろう、
神津恭介のデビュー作でもある。
刺青がモチーフとなっている。
密室殺人や猟奇的連続殺人を
クールに解決していく神津恭介。
ふと、池田敏春が生きていたら、
刺青をどんな妖しい映像シーンにするのだろうと思った。
名門だったが没落した医者の一族に生まれた作者。
「中島飛行機の技師」になり、終戦後、お払い箱となる。
中島飛行機ってジブリの『風立ちぬ』じゃん。
詩人高木恭造の甥だそうで、
その出自にも興味を覚えた。
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