ビミョーに違う

私は古書店勤めの退屈な女 (日本ラブストーリー大賞シリーズ)

私は古書店勤めの退屈な女 (日本ラブストーリー大賞シリーズ)

昨日と今日で構成案を、考えている。
PowerPoint2010で本格的な企画書づくりは、
考えてみりゃ、はじめてで、
ビミョーに違う。


『私は古書店勤めの退屈な女』中居真麻著を読む。
「日本ラブストーリ大賞」受賞作家。
宝島社でやっているんだ。
最近流行の古書店もののラブストーリーかと思ったら、
甘さよりも苦さが、程よくきいた話。
堀江敏幸だったら、も少し古書店の主人をおしゃれに、
アカデミックにしたかも。古書の薀蓄とか。
山崎ナオコーラだったら、三角関係をも少し意地悪く書いたかも。
三角関係を清算して、新しい一歩を踏み出そうとする主人公。
大昔見た『もう頬杖はつかない』のラストを思い出した。
古書店兼カフェでかかる音楽が、
エリック・アンダーソンやマリア・マルダーで、しぶい。
早期退職で念願の古書店を開くって、
ひと昔前のペンション経営のようなものか。
にしても、このタイトルは。


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