二度寝で番茶

二度寝で番茶

二度寝で番茶

夜中の地震で猫が二階から全速力でかけてきた。
テーブルの下にうずくまっているのだろう。
瞳孔は開いたままなのだろうか。
3.11以降、こうなってしまったようだ。
割と強くて、この世が終わるかと思ったら、そうでもなかった。


『二度寝で番茶』木皿泉著を読む。
軽くて深いエッセイ集。いちびり具合や視点が、読んでて、
脚本を手掛けた『やっぱり猫が好き』や『すいか』と似ている。
同じ関西人の中島らもをイメージした。
装丁や構成を変えれば、もっと話題になるだろう。
中身がいいし、テーマも結構今風なのに、なんか残念。


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