はねたハネタ

珍しく本業が立て込んでいるので、
本は読めど、メモには至らず。
ええと、『帝国の残影 兵士・小津安二郎の昭和史』與那覇潤著を読了した。
改めて小津の作品をまとめてみたくなる。
既成概念に風穴を開ける手法は、『中国化する日本』と同じだが、
こちらの方が、生硬というか、オーソドックスな論考で
なじみやすい。
『中国化する日本』は、時間が経つと
ネタというか、作者の企みが、ザラつくような。
はは、なんだか釣られた自分がこっぱずかしー。


寺尾紗穂「はねたハネタ」 のPVを。
高学歴ガールの彼女の声が、初期の吉田美奈子ローラ・ニーロあたりを
イメージしてしまうのだが、この曲の作詞は、
どっこいランディ・ニューマンあたりの風刺、アイロニーを感じさせる。


小沢一郎。壊し屋とかいわれるが、渡り職人の方が合っているかも。
尤も渡り職人はソロで動くが、
彼は道連れ、巻き添えが常に帯同する。って、意味がダブっているか。
政局を面白がっているのは、結局、マスコミだけだろ。


人気blogランキングへ