モアレ

音楽の科学---音楽の何に魅せられるのか？

『音楽の科学』フィリップ・ボール著を読んでいる。
人にとって音楽とは?という思いっきり大上段からのテーマを
見事にさばいていく。
セックスピストルズからスティ−ブ・ライヒまで
その音楽の守備範囲の広さには驚く。
プロフィールを見たら、演奏もするらしい。どおりで。
ほんとのこと言えば、我々にとって音楽は読むものじゃなくて聴くもの、見るものなんだけど、
ある程度、知識を入れとくと、より楽しくなる。
この本でスティ−ブ・ライヒの『ピアノ・フェイズ』が紹介されている。
yotubeで検索したら、あった。
ピアノ演奏よりもコンテンポラリーダンス(?)の映像の方が
飽きないかなと思い、貼り付ける。
作者のライヒの音楽への印象。引用。

「スティ−ブ・ライヒの音楽では、周囲的なリズムパターンの「位相関係」が
変化すると、それよりスケールの大きなパターンが一時的に生まれる。
これはちょうど、碁盤の目が重なって、モアレパターンができるのと似ている」

Fase - Anne Teresa De Keersmaeker & Michele Anne de Mey

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