白鳥の歌なんか聞えない

白鳥の歌なんか聞えない (新潮文庫)

白鳥の歌なんか聞えない (新潮文庫)

白鳥の歌なんか聞えない』庄司薫著を移動中に読む。
なぜかしみる。
リニューアルした雑誌
『POPEYE』が、
「シティボーイ」を堂々とうたっているが、
どうもトヨタの「FUN TO DRIVE, AGAIN」と
同じで苦肉の策、今さらジローって気がするが、
この薫クンシリーズ2作目は、劣化していなくて、
意外にも、50男のフィーリングにくるのだ。


主人公のガールフレンドが手伝いにいく家のインテリ老人の死を
重く受け止め、大きな振幅で揺れ動くさまは、ブンガクしてる。
老いや死への不安や恐怖は、感受性の鋭い十代の子に刺さる。
ダークマターというか陰とでも言うのか。
男友達とのホモソーシャルな空気は

  • こういう便利な言葉を知らなかったときは、

ホモ情と仲間内で言っていた-
いまも変わらないような気がする。
ただどことなく旧制高校バンカラっぽい教養主義的なにおいを感じるけど。
そういえば、NHKでドラマ化されたな。
荒谷公之とデビュー間もない仁科明子で。
可愛かった。
薫クンを誘惑する年上のミステリアスな女性は、誰が演じたんだろう。


予定していた仕事の打ち合わせ日時が決まる。
改定の仕事は、書けるところから書き上げ、
あとはネタの仕込み。


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