四十九日と『復活の日』


昨日は日帰りで母の四十九日と納骨を。
郡山は冷たい雨やみぞれがぱらぱらと降ったかと思うと
一転、晴れたりする。
お寺へ行って経をあげてもらう。
震災の影響で本堂はまだ使えないので
隣の部屋で法要を行った。
寒くなくてよかった。
郊外の墓地は、母の意向で購入したものらしい。
まさか言いだしっぺの本人が誰よりも先に入るとは思わなかっただろう。
市の共同墓地は、お墓の団地みたいなものだ。
いちだんと風が冷たい。
見事にコロコロ体型の猫が、何かもらえることを期待して
猫なで声で寄って来る。
姪の子どもたちが喜び勇んで近づいたら
全速力で逃げていった。
中華レストランで食事。
お坊さんも同席していただいたが、嫁と孫が嫁さんの実家に
非難しているそうだ。
おじさん・おばさんたちが帰り、最後に残った家族。
母はいないのだが、いるような気がしてならない。
広間でも走り回る姪の子どもたち。
外遊びは禁止とかで、原発事故は実に厄介だ。


『復活の日』小松左京著を行き帰りの東北新幹線で読む予定だったが、
帰りは飲み過ぎというよりも食べ過ぎ、
それから暖房の効き過ぎのせいで宇都宮あたりまで寝てしまう。
「MM菌」に日本が破滅するという作者の代表作。
緻密なサブストーリーとうんちくが織りなすリアリティ。
ほんとは奥泉光の『モーダルな現象』にしようと思ったんだけど、
重たいんでやめにした。



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結構笑えて、意外と深いです。
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