間に合った

花森安治の青春

花森安治の青春


なんとか原稿を締め切りに間に合わせることができた。
気に入ってもらえるかそうかは別にして。
ブログのエントリーが更新できないときは、
本業が忙しいんだと思って結構、毛だらけ。


花森安治の青春』馬場マコト著を読む。
同著者の前著の『戦争と広告』では、山名文夫の生き方を
書いていたが、山名についてはうっすらとしか知らなかったので、
かなり面白く読めた。
一方、花森安治は『花森安治の編集室』唐澤平吉著や
『「暮らしの手帖」とわたし』大橋鎭子著を読んでいたので、
「暮らしの手帖」の創刊前までが、ひかれた。
花森は神戸生まれ。
出身地で、その人なりを決めつけたくはないが、
神戸、モダンとイメージしてしまいがち。
あとは、村上春樹か。
村上は芦屋だろ。とファンは近視眼的な発言をするかもしれないが、
高校は神戸だし。
花森が平塚らいてうの『青鞜』に感化されたことは、ほほうと思う。
後年、オカッパヘアーでスカートをはいたのは、
それが原点なのか。
東大入学後、学生新聞でデザインセンスを発揮する。
いま見ても古びていないデザインは、天性のものなのか。
朝鮮半島へ出兵し、病気になって内地に戻されたことも知らなかった。
丸山真夫同様東大エリートの彼が、学歴の低い上官に理不尽な目に遭う。
戦争の悲惨さを知って大政翼賛会で宣伝の仕事につく。
それは矛盾ではないのか。あえて、そうしたのか。
沈黙の部分は、ノンフィクションでは書けないのか。
でも、そこがいちばん知りたいところなのだが。
花森は化粧品会社パピリオで佐野繁次郎の元についたそうで、
だからあのかき文字が似ているんだと納得。
見分けがつかにほど、そっくりにかけるようになったと紹介されているが、
このあたりも天賦の才といえるだろう。
花森は電通の前身となる広告会社の発足に誘われるが、
広告ではなく出版、雑誌編集を選ぶ。
興味のある人は、『「暮らしの手帖」とわたし』大橋鎭子著を読むといい。



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結構笑えて、意外と深いです。
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