「残酷だ」という世論

『ぼくらはそれでも肉を食う』ハロルド・ハーツォグ著を読んだ続き。


「【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のブラウン知事は7日、
中華料理のスープなどに使われる高級食材、
フカヒレの売買や所持を禁止する州法案に署名、同法は成立した。
同州の中国系人口は約120万人と全米で最大。
州議会での議論では一部の中国系議員から
「特定の食文化に対する差別だ」との反発も出たが、
今もヒレだけを切り取るサメ漁が行われているとされ、
「残酷だ」という世論に勝てなかった。」

米でフカヒレ売買、所持禁止 中国系人口多い加州


さて、どうする。フカのヒレだけがほしい。あとは、不要。
なら、遺伝子組み換えなどでフカヒレ100%のサメをつくればいい。
映画『ジョーズ』で世界を震え上がらせた海面にフカヒレのみが見え、
泳ぐシーン。
巨大フカヒレ。さぞかし巨大サメかと思ったら、
フカヒレ100%のサメなんで、胴体はない。って。


「「残酷だ」という世論に勝て」なくて
捕鯨とかと同床かも。
家畜は処理場で見えないで処理されるから残酷じゃない。
そーかー。みな同じ生類だろ。勝手ーちゃ、勝手。
闘牛はもちろん、闘犬、闘鶏などもダメになりそうなんだよね。
そしたら競馬も、ボクシングも、プロレスも、大相撲も。
某社のTVCMで犬のおとうさんがしゃべるなんてもってのほか。となるのだが。
闘人あるいは闘国という戦争はなくならないのに。


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