あわただしくなるかも

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

鉄道の人身事故が相次いで起きている。
新学期が憂鬱なのはわかる。
いまだに雨の日は仕事に行きたくないもの。
なんて書いているとケータイが鳴った。
なんだかあわただしくなりそうだ。


『起業のファイナンス』磯崎哲也を読む。
この不景気で起業する若者は減っているのだろう。
会社を立ち上げたい人には、まずこの本を読んでからにしよう。
当然資金繰りや事業計画の立て方などファイナンスのことも
わかりやすく書いてあるが、
全編に流れているのは、ベンチャーの志で、
起業を考えている人には勇気100倍となるだろう。
作者のブログisologueも時々拝読しているが、
こうして紙でまとめて読めたり、読み返せることはありがたい。
ぼくは成り行きで広告映像会社の立ち上げに参画したが、
志よりも金儲けばっか考えていて、
お金は大事だけど、作者が述べている「起業価値」や
コアコンピタンスなどを考えていなかった。
考えれば出て来るものじゃないけど。
他社に比べて何が優れているのか。
品質か、価格か、スピードか、量か。
そのとき、この本が出ていればと思う。
21世紀のSONYやホンダが出なければ、この国はマジヤバイから。


とてもチャーミングな文体は、今後の似たような仕事をするときの
参考というか手本になる。


人気blogランキングへ