- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
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こらえきれず28℃設定でエアコンをつける。
でないと、頭がどうにも働かない。
ラッキーなこと。
財布を昨日落としてダメ元で交番へ行ったら本署に届いており、
ラッキー。カード類を一元管理していた財布なので、
パ二パニパニック(byスリムクラブ)になっていた。
拾って届けてくれた方に、神のご加護を。
リスクヘッジのため分散管理すると、
どこに何があったか忘れてしまうのよお。
アンラッキーなこと。
想像以上に原稿料(正しくは印税か)が低かったこと。
ま、好き勝手に書けたからいいんだけど。
『フリー』クリス・アンダーソン著を読んでいる。
タダより安いものor高。
タダという打ち出の小槌を振ってお金ザクザク。
損してトクとれ。などなど、
その秘策を授けてくれる。おおげさかな。
でもその取扱領域は実に広範で、
読む人によって有益の思えるところは異なるだろう。
「コモディティ化した情報(誰もが同じものを得られる)は無料になりたがる。
カスタマイズされた情報(その人にだけ与えられる特別なもの)は高価になりたがる」
高価な情報ってネット社会じゃ、機密文書が漏えいしちゃうんで
そんなにないような。
「コモディティ化した情報」とてキュレートしたり、リミックスすれば
新たな付加価値が生まれ、重宝がられたり、ありがたがられるはず。
「フリーはクオリティを犠牲にして、アマチュアの肩を持ちプロを排除する」
下手なデザイン、下手な原稿、下手な写真、下手なイラスト、下手な音楽、
ヘタうまじゃなくたヘタヘタでも構わない。安けりゃいいと。
この流れになすすべはないかもね。
「だが、血の粛清のあとには、プロのジャーナリストに新しい役割が待っているはずだ。参加資格が必要だった伝統的メディアの範囲を超えてジャーナリズムの世界で活躍できるプロは、減るどころかますます増えるだろう。それでも収入はかなり減るので、専業ではなくなるかもしれない。職業としてのジャーナリズムが、副業としてのジャーナリズムと共存するようになるのだ。一方で、別のプロはその能力を使ってライターではなく編集者兼コーチとなり、アマチュアが自分たちのコミュニティ内で活躍できるように教育して組織していくかもしれない」
ジャーナリストから大学の教授や専門学校の講師へと転進する。というのはありきたりか。
オペラに詳しい音楽ライターなんだけど、週に4日は寿司を握るとか。