年末・年始にかけての仕事の刷り上りが届いた。感謝多々。
食品会社の流通向け新製品パンフレット。
あ、ネーミングなども割り方得意ですので、よろしくお願えしますだ。
- 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 単行本
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『選択の科学』シーナ・アイエンガー著を読む。
「何もかもが決められている原理主義的な宗教に
属するほど鬱病の割合は少ない」
ここが最も驚いたとこ。不自由なのに、選択なんてできないのに。
むしろ、選ぶ必要がないから、鬱にもならないのか。
鬱病は、現代自由選択主義社会−勝手につくった言葉−の産物かも。
一方的なものの見方による押し付けをしがちだけど。
「東ドイツ住民はなぜ昔を懐かしがるのか」
あんなにあこがれていた自由をいざ手にしてみたら、想像とは違った。
勝者・敗者に線引きされた。だったら、まだ、貧しくとも自由と選択のある社会の到来を夢見ていた方が良かったと。
「日本人はなぜ『三丁目の夕日』を懐かしがるのか」とも置き換られる。
「人はその他大勢と見られることに我慢できない」
たぶん、そうだろう。ユニクロであなたが買おうとしたものと
同じものを先にダサいオヤジが買っていたら、
咄嗟に別なものにするだろう。そして、後悔する。最初に決めたのにすればと。
「品揃えが豊富すぎると逆に売上が下がる」
決められない。バリエーションがありすぎると選ぶのに迷ってしまうから。
企業は、多彩なラインナップこそ消費者ニーズに合っていると思うが、そうではない。