- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本
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突然、豆腐ステーキが食べたくなって作って食す。
午後から企画の練り直しにかかる。
昨日出したメールのリプライあり。
『世界史の構造』柄谷行人著をやっと読了。
「カントの「永遠平和」」を、ぼくはしゃらくせえと思っていた。
その理念で国際連盟、国際連合と形にはなっているが、
実際のとこはどーよと。
大国(もしくは戦勝国)である常任理事国のオトナの事情で
拒否権が発動され、ケッ、何が「永遠平和」だと。
話は変わるが、民主党政権になって中国に続いてロシアも
外交ですきを突いてくる。チョッカイを出してくるとでもいうべきか。
どうも転校した学校でしょっぱなをミスって
すっかりなめられてしまった転校生同然だ。
話を戻して。作者は序文で「カントの「永遠平和」」をこう解釈している。
「カントがいう「永遠平和」は、たんなる戦争の不在としての平和ではなく、
国家間の一切の敵対性の廃棄、すなわち、国家の廃棄にほかならないからだ」
そこから「現在の資本=ネーション=国家を越える道筋」になると。
−続く(予定)−