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ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践

ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践

「マネジメント」(上)P.F.ドラッカー著の引用。

「組織がなければマネジメントもない。
しかし、マネジメントがなければ組織もない。
マネジメントとは近代組織に特有の機関である。
組織の生存と成果を左右する組織の機関である」

「マネジメントとはプロフェッショナルのものである」

「マネジメントとは、科学ではなく実践である。
その意味で、マネジメントは医学、法学、工学に似ている。
それは知識そのものではなく仕事である」

「今日では、企業のマネジメントはグローバルに行われる。
マネジメントは、急激にグローバル化しつつある文明と、
多様な伝統、価値、信条、遺産となって
現れる文化の懸け橋たるべきものである」

「人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。−略−
組織の機能は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することである」

「「人こそ最大の資産」という。−略−だが現実には、−略−
従来のアプローチのほとんどが、人を資産としてではなく、
問題、雑事、費用あるいは脅威として扱っている」

「社会的インパクトの問題を解決するには、トレードオフが必要である」

「社会に与えるインパクトに対する責任は、マネジメントの責任である」

「知りながら害をなすな。ヒポクラテスの誓い」

ドラッカーが提唱した「多元社会」とは、いま盛んに言われている
ダイバーシティ・マネジメント」の先駆けであり、
もっとうがった見方をすれば反グローバリズムにも通じるものがある。
思いつきで述べるなら「多様性×複雑系」のような。

読む人によって響く箇所が異なる。


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