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小林多喜二名作集「近代日本の貧困」 (祥伝社新書122)

小林多喜二名作集「近代日本の貧困」 (祥伝社新書122)

それにしても最近の季節変動スイッチは乱暴だ。
ちょっと前までは、季節の変わり目も曖昧で、
心身ともにならしていくことができた。
降れば土砂降りだし、仕事は無茶振り。
今日は連絡待ちなので、仕事先や友人にメールを出す。
スパムメールと思わないでね。


積読状態だった『小林多喜二名作集「近代の貧困」』を読む。
「小説・評論・戯曲」までのコンピ本。
中でも『銀行の話』が、気に入った。
作者自身、拓銀小樽支店で行員をしていたわけで、
銀行の生業、金融システムなどを実に平明にアイロニカルに書いていて、
その優秀さがわかる。ジレンマっちゃ、ジレンマだよね。
どういえば、よく伝わるかな。
池上彰の書いたものに、プロレタリアアートからの毒をまぶしたような。


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