ストライカーのいない国

シートン―子どもに愛されたナチュラリスト (福音館の単行本)

シートン―子どもに愛されたナチュラリスト (福音館の単行本)

気がつくともう7月で。
前にも書いたが、このままあっという間に死んじまうかも。
ワールドカップ、視聴率が高いわ、
子どもはきっとサッカー好きになって関係者はウハウハだろう。
ただストライカーのいない布陣なのか、
ストライカーを出さない布陣なのか。
点取り屋森本を出してほしかったと思うだけ。
いつまでたっても釜本がいばってるようじゃなあ。
チームワークがいいのはわかった。知ってる。
ブレイクスルーするには、個人技に優れたストライカーだと、
十年一日、凡庸な感想をば。


シートン 子どもに愛されたナチュラリスト』今泉吉春著、読了。
富士ゼロックスの企業広報誌「GRAPHICATION」の最新号で知ったんだけど、
シートンは画家としても才能があった。
シートン動物記』を子どもの頃に読んだが、まったく知らなんだ。
その精緻な画力、観察眼で絵筆と絵具の代わりにペンと言葉で書き綴る。
エコロジーの先駆者と作者はキートンを位置付けている。
それこそ写生命なわけで、人間性優位というのか、
そんなパリの画壇じゃ合うわけもなかろう。
子ども対象の本らしいが、大人が読んでも十分面白い。


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