ベースガール

CDショップや書店をのぞく楽しみは、
店員が描く手書きPOPもその一つだ。
愛が感じられる文章は、薀蓄っぽい理論系だったり、
ひたすら購買意欲を刺激するイメージ系だったりする。
『マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。』小西康陽著は、
手書きPOPを束ねて本にしたような感じ。

「すべての女性シンガー・ソングライターは不思議ちゃんである。
たとえばピアノを弾いて歌う白石かずこを想像してみること」

こんな文章で小西君がおすすめするレコード、レコード、レコード。
何たって「ディスクガイド200枚」なのだから。
楽しくないわけがない。
ジャンルは広いよ。ポップス、ロック、クラシック、
サウンドトラックから歌謡曲、TV音楽まで。
懐かしいものからまったく知らないものまである。
こんな棚割りのリアル中古レコード屋があったら、通うだろうなあ。


今日、子どもの学園祭で部活のジャズ部のライブを見に行く。
ベースでハービー・ハンコックジョン・コルトレーンの2曲を
弾いていた。渋ッ!難しッ!
一応、サマにはなっていた(と思う)。
夜な夜な練習したかいがあった?勉強は?
昨日は午前中、メンバーとなっているバンドのミニライブが
あったが、時間が合わなくて行けなかった。
ぼくが好きな女性ベーシストはトーキング・ヘッズトムトムクラブの
ティナ・ウェイマスなんだけど。


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