Foe Rent

二階の軒下にスズメバチが巣をつくっていた。
二度目だ。ハチにとっては絶好のロケーションなのだろう。
前回は、区のすぐやる課に電話して除去してもらった。
ハチは益虫。知ってはいるが、ぶんぶん飛び回られちゃあ
洗濯物も干せやしない。
巣作りには、木の囲いと肉厚の葉が欠かせないようだ。
ただ今回はもう少し様子を眺めることにした。
次第に大きくなる巣。
ヘボ(ハチの子)はいるようだ。
ぼくは見てなかったが、ある日、オオスズメバチが単身、
巣に来襲して、ハチの子を平らげたそうだ。
喰われてもけなげに巣作りをしていたが、
数日間オオスズメバチがやってきては、食べ尽くしたようだ。
それは目撃した。重爆撃機というのか。
みなしごハッチ』じゃないけど、天性のヒールだ。
ふつうはオオスズメバチってスズメバチを喰うんじゃなかったっけ。
空き巣になっている。「Foe Rent」という看板でも掲げようか。
スズメバチめ、今度は、繁茂しているクリスマスローズの鉢に
こっそり巣を作ろうとしている。


録画しといた『硫黄島からの手紙』を見る。
終戦記念日らしいや。
外国映画に出ると、日本人がみな日系人に見える。
なもんで、『夜戦と永遠』佐々木中著 読書メモは未だ途中。


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