- 作者: 円堂都司昭
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: 単行本
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原稿書く前の構成やら、企画・台割りなどで
ナンギしたここ数日来。
ようやく解放かと思ってYouTubeで『けいおん!』見てたら、
Faxがギコギコなって、別件の修正・追加の依頼。
よろこんでぇえ。
『謎の解像度』円堂都司昭著を読む。
題材である「本格ミステリ」は、ほとんど読んだことがない。
北村薫と京極夏彦何冊か、あとは島田荘司半分までか。
でも、無謀に読み進む。
テレビ東京の『イツザイ』
で知った永野というピン芸人がいる。
彼の持ちネタで「一回も見たことは無いけれど、映画○○○○をやります!」
「一回も聞いたたことは無いけれど、○○○○の歌を歌います!」というのがある。
そんな気分に似ている。
いわゆる「本格ミステリ」とそれらの作品が生まれた
時代・社会の枠組みから捉えた構造主義的なミステリ評論。
だから、「本格ミステリ」の類は、ほとんど読んだことのないぼくでも
それなりに楽しくおベンキョしながら読むことができる。
ミステリをなんとなく書きたいと思っている人は、読んでみるといい。
自分でいいと温めているトリックやギミック、ストーリーは、
たいがい、ここに取り上げられている作品でやられてしまっている。