雨は毛布のように

六〇〇〇度の愛

六〇〇〇度の愛

こんな天気なんでキリンジの『雨は毛布のように』のPVでも
貼ろうとYouTubeを探したらなかった。ニコ動にはあったが、
はてなじゃ貼れなくなったのか。


『「批評」とは何か?』佐々木敦著でリコメンドしていた鹿島田真希
著作のうち、図書館にあった『六000度の愛』を視聴ならぬ試読。
饒舌とは真逆の短い文体の連なり。
教会、イコン、香水など、バタくさいクールさ。
読み出してなんか懐かしい。
初期の金井美恵子倉橋由美子などの匂いがする。
擬古体とでもいうのか。往年の女流文学のフォロワーなのかしらん。
キャロル・キングをカバーするアンジェラ・アキのような。
たとえ、わかりづれー。
被爆した長崎の昔と今、そこでの日本人の女と日露ハーフの男との睦事。ピロートーク。
アラン・レネ監督の『24時間の情事』あたりを下敷きにしているのかな。
こちらは広島だけど。あっという間に読了。


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