ふやさないとなあ

カリブの女

カリブの女

エコカーを買う人よりも、マイカーを持たない人の方がエコだ。
省エネ家電を買う人よりも、エアコンや冷蔵庫を持たない人の方がエコだ。
でも、減税もポイントももらえない。
しょせん、内需拡大、消費に向けた政策だもの。


レギュラーの仕事を根を詰めてせっせと励む。
でもなあ、イレギュラーの仕事をもふやさないとなあ。


子どもが、高校の部活で音楽サークルに入ってエレキギターかベースをやりたいとか。
マジっすか。借りていたけどほぼ貰い物状態だったエレキギターとミニアンプ、
とっときゃ良かった。後悔、先に立たず。
子どもの楽器遍歴はピアノ→クラリネット→エレキギター(?)となるのか。


『カリブの女』ラフカディオ・ハーン著を読む。
訳者が述べているように、小説ぽくない。なぜか。
いまでいえば、ノンフィクション、紀行文か。
中沢新一のバリ島やチベットについて書かれたものにも似ている気がする。
しかし「フランス領西インド諸島」のクレオールやら、まばゆい光、
色濃い空気感が、充分に感じられる。
対象物に対して客観的というのか、
作家よりも学者、文化人類学者的視線だからなのだろうか。
うーんと、虚構じゃないってこと。
ラフカディオ・ハーンは、この本に収められている『チータ』『ユーマ』の2作しか
小説を書いていないそうだ。意外な気がする。


人気blogランキングへ