追憶の下北沢

昨日は、バスで下北沢へ。
当初、茶沢通りを自転車で行こうかと思ったが、
黄砂が降るかもしれないので、止めにした。
下北沢は、ご無沙汰してるなあ。
早めに着いたので、通りを歩く。
何せ記憶の下北沢は、古いものなので、やっぱり変わっていた。
でも、演劇とロック(ジャズかな)のサブカルチャーの街は変貌した
などといった戯言は毛頭いう気はない。
盛り場の新陳代謝の激しさは、なれっこだし。
ピーコックの上の三省堂書店をのぞく。
ぼくの書いたが一冊置いてあった。


カナダからの友人と所沢からの友人と3人でカフェでお茶する。
オープンテラスでしばし歓談。
子どものこと、ギョーカイの不景気、行末など。
最初に就職した会社の同僚で、よもや、こういう風に
いわば半茶飲み話をするときが来るとは思わなかった。


かつて森瑤子へインタビューをしたのも下北沢だった。
彼女の父上がこの地で確か歯科医を開業しており、
その住まいがオフィスになっていた。
駅からそう遠くないのに、室内は驚くほど静かだった。
日本好きの欧米人が住む純和風日本家屋って表現がぴったりの
お洒落なインテリアだった。
以前のエントリーでも書いたが、森先生はインタビューで
若い母親へのセラピーの必要性を力説されていたと覚えている。
そのときは、欧米か!と思っていたが、いまの時代ならいる。
セラピストという専門家でなくてもいい。子育てのベテランとか、
宗教関係の人だっていいだろう。


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