あなたは好きなものを先に食べる人?最後に食べる人?
あなたは仕事は外堀から埋めていく人?最初に核心から入っていく人?
唐突だけど、聞いてみたくなったので。
ぼくは、食べ物じゃあケースバイケースだけど、
仕事は外堀から埋めていく。資料の整理やスペックのリライトからかかる。
あ、図やチャート作成なんてのも。
質よりも量とスピードが求められるので、
体力、耐力があるうちにやっつけておかないと。
てなことで、ずっとコピペで整理作業。
Webで使えそうなものは、ブックマークもめんどいんで、
トップページだけ出力して左上に対応するページのノンブルをふっておく。
ページごとに透明クリアホルダーに差し込んでおく。
「NHK 知るを楽しむ」が、
伊丹十三特集。録画で見る。
伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』を文庫本読んだのは、二十歳前か。
当時カリフォルニアの青い馬鹿(Cみうらじゅん)だったぼくには、
そのスノッブな斜に構えた都会的な感覚が、刺激となった。
いわゆるブランドとの出会いがそれじゃ、幸福なのか、不幸なのか。
NETのアフタヌーンショーで殺人事件（つーか猟奇事件かも）を
伊丹が担当していて、自ら再現して犯人の心情に迫ったり、
トルーマン・カポーティの『冷血』ばりだった。
そのコーナーだけ番組から浮いていたのを覚えている。
観察眼。彼の映画と同じスタンスだった。いまにして思えば。
ただもちろん伊丹映画は好きだけど、映画じゃないような気がして
何が欠落しているのか、不足しているのか、あるいは才気があり過ぎるのか。
うまく説明できないが、途中から見るのをやめてしまった。
