グダグダ

数日前のこと。草木も眠る丑三つ時。
子どもが、1階へ降りていく。
HDレコーダーに溜め込んだアニメーションでも見るのか、
行灯の油でも舐めるのか、まさか。
と思って気にもしなかったが、朝、居間に行くと
ハリー・ポッターと死の秘宝』の上巻がテーブルの上に置いてある。
途中まで読んだ形跡が。先日amazonから届いた最新刊。
そうそう、『ハリー・ポッター』シリーズが、
いまどきの子どもに与えた影響も、少なくないだろう。
子どもの同級生もブログで読まなきゃとか書いてあるし。


厚くて重たくて文字もたっぷり。
なのに、なぜ、ここまで熱狂的に支持されているのだろう。
しかも読むものがなくなると本棚から引っ張り出して再読しているし。
ぼくは本はダメだった。映画版を途中まで見ている。
長いファンタジーでまともに読んだのは『ゲド戦記』ぐらいか。
アダルトチルドレン(不幸な生い立ち)のメガネ少年が、
魔法使いとして自分の潜在能力に目覚め、悩みながらも
成長していくさまは、星飛雄馬碇シンジとカブる。
こりゃまた自己啓発本にカテゴライズされてしまうのだろうか。


なんだかだるいんで、猫といっしょに、グダグダ。
つい、『FNS27時間テレビ』などを見てしまう。
明石家さんまビートたけし、島田紳介、タモリ。変わらない顔ぶれ。
いまさら『ひょうきん族』のキャラを見せられても、
ラジオの深夜放送を録音で昼間、聞く感じ。
だったら、いっそアーカイブスを見せてくれたほうが、いい。


人気blogランキングへ