運試し

宿題を送る前に、『ビーケーワン怪談大賞』へ滑り込みで応募する。
やっつけだけど、サマージャンボ宝くじ代わりの肝試しならぬ運試し。


3連休は、子どもは夏期講習だし、たまたまオンエアしていた
NHK-BS1「奇跡の映像 よみがえる 100年前の世界」を連日見る。
投資で莫大な財を成したアルベール・カーンの蒐集した膨大な写真・動画コレクション。
20世紀初頭にカラー写真や映像があったとは。そして残っていたとは。
ビジュアルの持つ強さを改めて感じてしまった。

「1910年から1913年には、さらなる異文化交流を促すために「地球史資料館」を設立し、
全世界およそ50ヵ国に“リポーター”を派遣して、各国の写真や映像を収集しました。」

アルベール・カーンは幼いときに、ドイツに占領され、世界大恐慌で全財産を失い、
晩年ドイツに再び占領を体験する。


以下、記憶に残っているところをランダムに。
発見されたばかりのアンコールワットは荘厳。
「フランスの青年層の3分の1余りが戦死した」第一次大戦は悲惨そのもの。
日本はジャポネスクか。フジヤマ、ゲイシャのステロタイプ的世界。
大正天皇崩御の時は、男は帽子をかぶり洋装だった。
ちらと映った鳥居は明治神宮か。なら、石灯籠は表参道あたりのものか。
周囲は、何もなかった。
インドはイギリスの植民地政策によるガス抜きのためか、
各地の王侯に自治権を一応与えていたらしい。
てっきりインドという国があり、第二次世界大戦後、
宗教対立によりパキスタンなどに分離したのかと思ったら、
そうではなかった。知らなかった。


家と庭がアルベール・カーン美術館になっているそうだ。


それから暑中見舞いをくださった皆様方、ありがとうございます。
この場を借りましてお礼申し上げます。
新規の案件のご依頼なども何とぞ、よしなに。


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