最近よくJWAVEでかかる曲が気になる。で、Youtubeにあった。
大橋トリオのHappy Trail という曲。
懐かしくて、どこかで聴いたような、でも聴いたことのない楽曲。バンジョーか。
大橋は、オダギリジョーに似ている。アップになったら似てなかったけど。
PV冒頭は、工場萌えの人も束の間うっとり、するだろう。
昨日は夕刻、恵比寿で打ち合わせ。
早めに出て、道草。アトレ内の無印や友鱗堂じゃなかった有隣堂を覗く。
移動本は『評伝 川島芳子』寺尾 紗穂著。
男装の麗人・川島芳子の伝説を剥いで、実像に迫るもの。
修士論文がそのまま新書になったそうで、丹念に資料を読み漁り、
縁のある人々に会うなど、かなり手間と時間のかかった論考。
滅んだ清朝末裔の生まれと「大陸浪人」の養父。
ボーイッシュな容姿と物言い。確かに、格好のネタには違いない。
中国というよりも清王朝復興と大陸進出を目論む日本という2つのネジレ。
常套句でいえば「時代に翻弄された」ってことなんだけど、
川島芳子象がかなりリアルに浮かび上がってくる。
結局、最後は、日本、中国両国から厄介払いされる。
ただ「とはいえ」というのが、数箇所出てきて何か気になった。
あ、作者はミュージシャンでもある。最近、こういう多才な人が増えてきた。
