- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/10/22
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TSUTAYAの会員更新でもらったタダ券で『バーバー吉野』を見る。
監督は荻上“かもめ食堂”直子。
その町の男子は、強制的にボッチャン刈りにせねばならないという
伝統、因習、不条理に反撥する男子たちの話。
思春期で異性やエロ本に萌えるなどふんわかとした小さなエピソードの積み重ね。
岩井俊二あたりが少女の葛藤などを描くと、
男の理想像だなどと批判されがちだが、女性監督が、少年を描いても違和感があるなどと
言われないのはなぜなどと、どーでもいい疑問が沸いた。
ボッチャン刈り合唱団や異形のキャラがもっと出て来るとフェリーニのようでもあるのだが。
こわい理髪店のオバチャンをもたいまさこが演じている。
これを昔なら春川ますみ、今なら森久美子が演じると寺山修司になるのだが。
『桐畑家の縁談』中島京子を読了。
『ワープする宇宙』リサ・ランドール、『精神現象学』ヘーゲル、長谷川宏訳を併読中。
『精神現象学』は、とば口だけど、噂に違わず、長谷川の訳が素晴らしい。
ただし、アルコール摂取のため、かなりのスローペース。
箱根駅伝は、泉麻人ではないが、景色を眺めるのも楽しみの一つ。
早稲田が総合優勝しなくて、ほんと、よかった。